マクロビとは?実は体が不調になりやすく日本人に合っていない食事法【理由は?】

マクロビとは、マクロビオティックの略。

マクロビオティックとは、穀物や野菜、海藻などを中心とする日本の伝統食をベースとした食事を摂ることにより、自然と調和をとりながら、健康な暮らしを実現する考え方です。

数年前から玄米菜食のマクロビオティックが注目されており、お肉を避けるストイックな方もいます。

しかし、

“徹底したマクロビを続けることは体の不調の原因になります!”

なぜなら、血が足りなくなるからです。

ある薬剤師の話です。

「魚や肉をまったく食べないストイックなマクロビをしている患者が私のところへ体の不調について相談しにやって来ました。マクロビをしている患者の体質は、必ずと言って良いほど血が足りない体質です。それも、かなりの重症。」

「顔色は悪く、やせ細っており、肌もカサカサして荒れています。さらには不妊や生理痛といったトラブルにも悩まされています。」

この場合、マクロビをやめて肉や魚を食べてもらいます。

「どうして健康のために良いとされているマクロビオティックで体が不調になったり、血が不足したりしてしまうのでしょうか?」

なぜマクロビが体の不調の原因となるのか?

マクロビ 不調

なぜなら、

マクロビはタンパク質の不足

をまねくからです。

お肉を食べなくてもタンパク質を摂取できますが、実際に肉抜きでタンパク質を補うことはなかなか難しいのです。肉と野菜から同じ量のタンパク質を食べたとしても、野菜からではお肉を食べたときよりも吸収率はずっと低いのです。そのため、それを知らずお肉を食べないでいると、タンパク質の不足の状態におちいってしまうのです。

さらに量だけでなく、バランスの問題もあります。タンパク質が胃腸でアミノ酸に分解されて、吸収されます。

このアミノ酸は9種類の必須アミノ酸があり、体内で作り出すことはできません。

  1. バリン・・・BCAAのひとつ。肝臓で処理されず、筋肉に積極的に取り込まれて直接エネルギー源に。
  2. ロイシン・・・BCCAのひとつ。エネルギー源になる。筋肉のタンパク質の分解を抑える助けになる。
  3. イソロイシン・・・BCAAのひとつ。エネルギー源になる。筋肉の消耗を防ぎ、皮膚の回復を促進する。
  4. リジン・・・筋肉の形成に影響。骨の発育を助ける。ウイルスの働きを抑制。
  5. メチオニン・・・肝臓から毒性のある老廃物を取り去り、肝臓や腎臓の働きを助ける。
  6. フェニルアラニン・・・記憶力や注意力、気分を向上させる。食欲を抑える。
  7. トリプトファン・・・鎮静作用を持つ神経伝達物質(セロトニン)のもととなる。成長ホルモンの分泌を刺激。
  8. ヒスチジン・・・赤血球、白血球の形成に欠かせない。貧血やアレルギー疾患、消化器系の潰瘍を改善する。
  9. スレオニン・・・肝臓への脂肪の蓄積を予防する作用を助ける。

アミノ酸は筋肉や肌、赤血球といった組織、ホルモンやコラーゲンといった体に欠かすことができない物質を作る成分となっていますが、必須アミノ酸が不足すると、他のアミノ酸がどんなにたくさんあっても組織やホルモンなどは作れません。そして野菜から取れる植物性タンパク質だけでは、この必須アミノ酸が不足しがちになり、健康を維持できなくなってしまうのです。

ちなみに、ストイックなマクロビをされたいた患者さんの多くは、お肉を食べ始めたとたん、ものすごく元気になられました!

顔色は明るくなり、肌のツヤも出てきて、だるさや疲れやすさも解消。生理痛などのトラブルもすごく楽になるなど、ビックリするほどの回復でした。

一番喜ばれていたのは、体調が良くなったことにより、引きこもりがちだったのが、元気に仕事や遊びに出かけられるようになったことでした。

マクロビは日本人に合っていない

もともとマクロビは日本人が明治時代に薬膳理論をもとに考案した食事の方法です。しかし日本ではあまり支持されず、その後アメリカで支持されるようになり、健康的な食事法として定着しました。

日本人とアメリカ人の食生活や体格を比較すると、明らかに異なります!

日本人女性でBMI30を超える人は、全人口のたったの3.4%しかいません、一方アメリカ人女性は33%もいます。日本人の約10倍です!アメリカは脂物、揚げ物をものすごく食べる肥満大国です。そういった状況で、玄米菜食のマクロビを実践すれば大きな効果が出るのは当たり前のことです。一方日本は極端に肥満の人は少なく、体型的に痩せすぎと判断される女性も少なくありません。ぽっちゃりした方がマクロビを実践するのなら良いのですが、ストイックなマクロビをされている方に限り、体調不良や生理痛などのトラブルを起こされる方の多くはもともと痩せている人が多いのです。

体型、特に体脂肪と女性ホルモンは深く関係しています。なぜなら女性ホルモンの原料はコレステロールだからです。

生理の初潮が来るのは年齢よりも体脂肥率が関係しています。体脂肥率が17%になると女性ホルモンが作られ、初潮がやってきます。1900年代に平均して16歳台だった初潮年齢が、1960年には13歳台になり、現在では12歳台になっているのは、栄養状態が良くなり体脂肥率が17%になるのが早くなったからと言えます。大人になってからBMIが18.5%を下回ると女性ホルモンが十分に作られなくなり、生理不順や無月経といった婦人科系の不調が出てきます。

このように健康的な体になるというイメージのマクロビですが、実際はタンパク質の不足&血の原料不足の原因になりやすいのです。

そのためマクロビにより体重を極端に落とさない!栄養バランスを考えると長く続けない!ストイックに完璧を求めない!ことが大切です。

プチマクロビのすすめ!

%e3%83%9e%e3%82%af%e3%83%ad%e3%83%93%e3%81%a8%e3%81%af

以上のように、ここではストイックなマクロビがおすすめしませんが、軽いプチマクロビであればおすすめできます。

「プチマクロビで、健康的に美しくなりましょう♪」

はっきりと原因は分からないけれど、何となく体調が悪かったり、肌の調子が良くない…そんなとき、ありますよね。化粧品やエステ、エクササイズなど、外からのサポートも大切ですが、何よりも体の内側から体質改善を試みることが、体調や肌の調子を上げるための一番の近道です。

私たちの体は、食べたものによって作られています。食品には色々な栄養素があり、私たちの体の組織に様々な形で働きかけてくれます。つまり、食事というのは、私たちの体にとって何よりも重要なものなのです。

ちまたには色々な健康法があふれています。その中でも、今回は「プチマクロビ」をおすすめしたいと思います。

「マクロビ」という言葉は前述したので、すでにご存知ですね。もう一度言いますが、マクロビとは正式には「マクロビオティック」といい、大雑把に説明しますと、肉や乳製品などの動物性の食材をできるだけ控えて、野菜や穀物、あるいは海藻などを中心とした食事を摂り、体との調和を取りながら健康的な生活をしましょうね、という食事方法です。

こうお話しすると、とてもストイックで難しいものだと思われがちです。

確かに、本気でマクロビに取り組むと、食材や調理法にとても気を遣ったり、工夫するために時間が取られてしまったりします。現代社会の女性はとても多忙です。これから真剣にマクロビを始めましょう!と言われても、なかなか実践し辛く、続けにくいものです。ですから、なるべく負担に感じず、気軽な気持ちで、できることからできる範囲で取り組むことができる「プチマクロビ」をおすすめしたいと思います。

<プチマクロビの効果>

%e3%83%9e%e3%82%af%e3%83%ad%e3%83%93%e8%82%8c

マクロビの食事法を取り入れることによって、様々な健康や美肌への効果を得ることが出来ます。

まず、これまでの食事に比べて脂肪分の摂取が減るのでダイエットに効果的です。また、マクロビでは素材の味を大切にした調理法を行うため、薄味に慣れ、塩分の摂りすぎを解消することができます。免疫力が上がり、風邪や病気になりにくくなり、またアンチエイジング効果によって肌も美しくなります。このように、様々な効果を得られる、素晴らしい食事法なのです。

<プチマクロビの実践方法>

%e9%89%84%e5%88%86%e8%b2%a7%e8%a1%80

先ほどもお話しましたが、真剣にマクロビオティックに取り組もうとすると、とても大変です。

マクロビのための調味料や食材を買い揃えなければなりませんし、調理法にも工夫が要ります。はじめから完璧にマクロビに取り組みたい!という強い意志を持った方でない限り、少なからずストレスを感じたり負担に感じたりしてしまいます。

ですから、ゆったりとした気持ちで、自分にとってやりやすいことから徐々にマクロビを実践していっていくのが良いです。

ここでは、マクロビの中でも初心者向けであったり、実践しやすいものをご紹介したいと思います。

①白米⇒玄米

%e3%83%9e%e3%82%af%e3%83%ad%e3%83%93%e9%a3%9f%e4%ba%8b

まず、取り組みやすく、効果を感じやすいのが、白米を玄米に変えることです。

玄米は白米よりも食物繊維やミネラルが豊富で、お通じにとても効果的です。咀嚼数も増え、少量でお腹がいっぱいになります。また、玄米にはフィチン酸が含まれており、添加物などの私たちの体に毒となるものを排出してくれる作用があります。

②動物性食品を控える

%e3%83%9e%e3%82%af%e3%83%ad%e3%83%93%e9%a3%9f%e3%81%b9%e7%89%a9

そして、できるだけ、肉や卵、乳製品などの動物性食品を控えるようにします。しかしこれではタンパク質を摂取することができないので、大豆製品を積極的に取り、体に必要なタンパク質が不足しないようにしましょう。育ちざかりのお子さんや体を動かす職場の旦那さんはスタミナ不足になりがちです。

魚も動物性食品ですが、大豆製品だけでタンパク質を摂取するのが難しいようでしたらたまに取り入れても良いでしょう。

③白砂糖を控える

%e3%83%9e%e3%82%af%e3%83%ad%e3%83%93%e9%a3%9f%e4%ba%8b%e6%96%b9%e6%b3%95

そして、白砂糖の使用を控えるようにしましょう。

砂糖にも色々な種類があり、精製された砂糖を特に白砂糖と言います。

白砂糖は精製される過程でミネラルやビタミンまで取り除かれてしまいます。そして、摂取した際には他の砂糖よりも血糖値の上昇が著しく、また急降下しやすいという特徴があります。血糖値の急激な変化は体に多大な負担が掛かり、また怒りっぽくなるなど、精神面でもストレスを受けてしまいます。ですから、できるだけ白砂糖を控えるようにしましょう。

代替として、甜菜糖やキビ砂糖、黒砂糖、メープルシロップやはちみつなどで甘み付けを行うと健康に良いですよ。

このように、自分がやりやすいな、と感じるものからひとつずつ取り入れていくと、ストレスがなくマクロビを実践することができます。

一歩一歩、健康に近づきましょう♪

もう一度言います「プチマクロビの注意点」

%e3%83%9e%e3%82%af%e3%83%ad%e3%83%93%e5%a5%b3%e6%80%a7

先ほどもお話しましたが、何よりもマクロビをストイックに取り組みすぎてストレスを感じることが一番いけません。

ストレスは、万病の元です。

体に良いと思って実践していることで精神に支障をきたしてしまっては、元も子もありません。

「今日は玄米にしてみよう!」「今日のドレッシングは白砂糖の代わりに蜂蜜を使おう!」…と、このくらいの気持ちからはじめて、ゆっくりと取り入れられるものを増やしていって下さいね。筆者もこのように緩くマクロビを取り入れています。おかげで家族みんな病気知らずです。私自身、ストイックにマクロビを取り組んで、とてもしんどくなってしまった経験があります。もう少し制限を緩めて、プチマクロビに切り替えてから、冷え性が改善され、肌の調子も良くなるなどの効果を感じています。

心にゆとりを持って楽しみながら実践することがポイントです。

以上、無理せず、できることから実践できる「プチマクロビ」をご紹介しました。

心が豊かであること。それがマクロビオティックを実践する一番の意義です。今自分が食べているものが健康で美しい体を作ってくれているのだと実感しつつ、「私、体に良いことしてるな!」と楽しみながら実践していくことが一番体に良いのです。

是非、緩い気持ちで初めてみて下さい。きっと、健康も美容も、そして、豊かな心を手に入れることができますよ!

★本気で綺麗になりたい女性へ☆
芸能人も愛用!2016年大人気の化粧品をまとめています
失敗しない!2016年の新感覚ベストコスメはこれ!←クリック