2020年人気で流行っているEDMの一つに「プログレッシブ・ハウス」というジャンルがあります。
美しいメロディと、ボーカルの美声を活かした曲構成になっており、女性からの人気が高いスタイルです。
プログレッシブハウスとは
目次
プログレッシブハウスとは具体的に何なのか?
簡単に言うと、ドロップを入れ、盛り上がる部分もあり、美しいメロディーの部分もありという感じです。
ハウスの4つ打ちビートを基調とし、そこに特徴的なシンセサイザーやベースライン、ストリングス、民族的なパーカッション、効果音を乗せ、さらにブレイクビーツ、リバーブ、ディレイなどのエフェクトを多用する音楽です。
BPMは「123.0~135.0(140.0)」の曲が多く、Progressive(プログレッシブ)という言葉が表すように既存の枠にとらわれない前進的な試みが行われるが、全体的にそんなに激しくなく&ムーディーな曲調が多い(諸説あり)です。
構成は、最初に静かなところからヴォーカルが始まり、だんだん盛り上がっていきます。この部分をビルドアップ部分と言います。そして一番盛り上がるところ=ドロップ部分と言いますが、ドロップに突入し、それが終わるといきなり曲が静かな部分に戻ります。これを俗に「抜け」と言います。抜けからは曲の2番に入るようなもので、2バース目が始まります。そして2バース目のビルドアップ、ドロップが終わると、曲が終わる仕組みになっています。
ハウスの派生ジャンルは数多くありますが、その派生ジャンルの中でも比較的新しいジャンルです。
ヒット曲の多くがプログレッシブハウス
以下、注目のDJを2組紹介します♪
1.The Chainsmokers(ザ チェインスモーカーズ)
世界的DJ「The Chainsmokers(ザ チェインスモーカーズ)」よりリリースされた
「Closer」
「Takeaway」
の2曲がおすすめです。
The Chaismokersとは?

2014年にリリースした爆発的ヒット曲「#SELFIE」で有名のDJです。
右:Andrew Taggart(アンドリュー・タガート)と左:Alex Pall(アレックス・ポール)の男性2組から成るDJ&プロデューサーです。アメリカ・ニューヨークを拠点に活動しています。
2012年に結成。→2014年に”#SELFIE”が大ヒットし、彼らの名が世界中に知れ渡ります。→2015年には世界的ビッグEDMフェス”Tomorrowland”でプレイしたり、日本(東京・大阪・名古屋)でも公演を行いました。さらにはTiestoとのコラボ曲をリリース、その他の曲もヒットしました。→そして2016年「ROSES」,「Don’t Let Me Down」が大ヒット→2017年も「Closer」,「Something Just Like This」が大ヒット!!
Takeaway
Closer
個人的に一番好きで、リピートしまくりの曲が「Closer」です。Youtubeの再生回数も、ぶっちぎりで一番多く再生されている1曲です。
2.Alan Walker(アラン ウォーカー)

2015年12月にリリースした「Faded」という曲が大ヒット!The Chainsmokersの影に隠れてしまいましたが、実は2016年大ヒット曲を出したDJなんです。再生回数も22億回以上もあります↓
驚きなのが、Fadedはデビュー曲。さらにDJ Alan Walkerは・・・
“21歳、新人DJなんです!”
1997年生まれのイギリス出身ノルウェー人。2歳までイギリスにいて、その後はずっとノルウェーで暮らしているそうです。
15歳の時に初めて自分で作詞作曲を行い、その3年後に世界的人気DJになりました。
才能の塊です!グラフィックの分野にも精通しており、彼が持つ独自の芸術が今後のDJ界を旋風しそうです!!
AloneとThe Spectreも大ヒット曲です。
その他人気のプログレッシブハウスを紹介!
Don Diablo – Congratulations ft. Brando
DJ Magでも上位に名を連ねるほどの人気DJです。
Riton x Oliver Heldens – Turn Me On ft. Vula
こちらのDJもここ最近、人気⇒大人気となった上位ランクのDJです。
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