私には年上の彼女がいる。
すでに2年半と長期間付き合っている。
彼女は30代前半のアラサー女子。
私は20代後半の草食系男子。
再来月、マンションの更新を機に、引越しを考えている私。
もちろん引越しについては、1ヵ月前に彼女に知らせていた。
そして私は不動産屋に行き、適当なマンションを下見して、契約するマンションを選考していた。
ある日、彼女が私の部屋にやってきて、
彼女「何してるの?」
と私に尋ねてきた。
私「次に住むマンションをここにしようかと思って!」
と高揚した気分で答えると、彼女の機嫌が急に悪くなった。
最初、私は彼女の落胆した雰囲気に気付かず、
私「このマンションって家賃○○万円するけど、すごく良くて・・・」
とマンション選びに夢中になっていた。
すると、彼女がいきなり怒りだした。
彼女「あなたは私のこと愛してない!!」
私「え?・・・愛してるよ!」
いきなり不機嫌になった彼女の変貌ぶりに不思議に思いながら私が答えると、
彼女「愛していない!単に誰かに傍にいてほしくて、私と付き合っているだけでしょ!」
私「そんなことないよ」
彼女「嘘!!口だけ。傍にいてくれる女性なら誰だって良いんでしょ!!」
喧嘩をして気分が高揚すると、理性が消え、本能的な言動を取りやすい彼女。支離滅裂なことを言いだし、討論にすらならない。さらにいつもはその理由が分かるのだが、今回はまったく意味がわからなかった。
彼女「私はダメな女・・・だからあなたは私を捨てて、他のエリートな女性を選ぶんでしょ!あなたはまだ若いから、心が変わりやすいのは知ってる」
私「そんなことないって!」
彼女「嘘!口だけ!」
このようなやり取りを10分ほど続けた後、彼女はいきなり泣き始め、本音を語ってくれた。
彼女「あなたはあなたの気持ちしか考えていない。私・・・不安なの」
彼女「前からずっと同棲しよう。結婚しよう。って話し合っていたのに、なんで勝手に一人で住む家を決めているの・・・?」
私「だって引っ越すことは1ヵ月前に君に伝えたけど、何も興味を示してくれなかったから・・・」
彼女「そんなこと、私から言えるわけないじゃない!!」
彼女「私は本気であなたを愛しているの。もう2年半も付き合っているけど、一緒にいる時間が長くなっていくほど、私の愛は深まっていくの・・・」
彼女「今回の引越しで、あなたが一人で住む気満々だから、あなたが私のことを本当はどう思っているのか知ってしまったようで、すごく不安だった」
私の本音

私は彼女がここまで不安に感じているとはまったく気付かなかった。
なぜなら、私には友達がおらず、女友達はおろか男友達とさえ遊びに行くことは一切なく、夜遊びもまったくしない。
仕事が終わると、家に直帰して、ほぼ半同棲中の彼女と一緒にいる状態だ。休日もずっと彼女と一緒に過ごしている。
ほとんど毎日彼女と一緒にいる生活だから、このままの生活で良いのかなと自分勝手に思っていた。
とは言え・・・、
何よりの本音は・・・、
『完全同棲に踏み込む勇気がなかった』
上から目線のようで不快な思いをする読者もいるかもしれないが、彼女は”私が描く理想的な妻ではない”。自分の家族に紹介するのも少しためらってしまうほど、世界が違う女性だ。
完全に同棲してしまうと、このまま結婚という流れは必須だと直感で感じていた。彼女はすでに30代前半だ。彼女といるとすごく楽しいし、他の女性を求めたいと思わせないほどだ。
“私は完璧を求め過ぎているのか・・・?”
- 頭が良くて
- 大切にしたい価値観が合い
- 綺麗
彼女は私にとって1の「頭が良くて」の部分が欠如している。私は自分の事業の相談ができるような女性、私生活においても斜め上からの視点で物事を捉え、気付き、意見してくれる女性を欲している。
2と3は満たされているのが、1が満たされない。
もう一度言う。
“私は完璧を求め過ぎているのか・・・?”
最適な結婚相手とは?結婚するタイミングとは?

この問いは、非常に難題だ。
ネット上で調べてみても、責任感のない薄っぺらいアドバイスばかりで、萎える。
「さて、どう考えれば良いのだろうか・・・?」
と悩んでいる時、アドラーという心理学者の教えを知った。
私がこれまで私が読んできた偉人たちに関する本の中で印象に残っている「嫌われる勇気」。この本の中で紹介されている世界三大心理学の一つ「アドラー心理学」。彼の教えは、本質をついていて素晴らしい。
私も彼の考えを参考にして、彼女との関係を決断したいと考えている。
最適な結婚相手とは?
心理学者アドラーは最適な結婚相手として、以下のように述べている。
<<こんな人なら結婚すべき6つの資質>>
- 知的な適合性
- 身体的な魅力
- 友情を維持する能力
- 自分よりパートナーに大きな関心を持っている
- 職業をうまくやっていく能力
- お互いに協力し合う姿勢
以下のサイトに解説が記載されています。気になった方はどうぞ。
結婚するタイミングとは?
またアドラーは以下のように説いている。
結婚とは、対象を選ぶことではなく、自分の生き方を選ぶことです。
「何をもって結婚を決意するのか?この先二人がどうなるかもわからない。もっと素敵な別の誰かと出会う可能性だってある。結婚してしまえば、その可能性は消えてしまう。では、どうやって、たった一人の恋人との結婚を決意すれば良いのか?」
⇒それは、”幸せになりたいかどうか”
この人を愛したならば、自分はもっと幸せになれる。
つまり、「私たちの幸せを求める心です。」
愛し合う関係に待ち受けるのは、楽しいことばかりではない。引き受けなければならない責任は大きく、つらいことや、想像いしがたい苦難もあるでしょう。それでもなお、愛することができるか。どんな困難に直面しようとこの人を愛し、共に歩むのだという決意を持っているか。その思いを約束できるか。
『愛とは信念の行為であり、わずかな信念しか持っていない人は、わずかにしか愛することができない。』
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