子供は2人ほしい、でも経済的な理由や育児の大変さなどから、2人目を迷っているママ・パパさんも多いと思います。
実際、私も子供は2人ほしいと思いながら1人目の時は「一人でも大変なのに2人なんて考えられない」と思っていました。
でも2人目が生まれたからこそ、気づけた「感動」がありました。
もし過去の自分にアドバイスできるとしたら、何て言ってあげたいか「今」だからこそ言えること、2人の母になたからこそ感じたことをご紹介したいと思います。
これから2人目を考えている皆さん、一人目育児でお悩みの皆さんの少しでも参考になれば幸いです。
自己紹介

まずは私の自己紹介をしていきたいと思います。
私は31歳、6歳と2歳の息子と娘がいます。
息子が3歳の時に妊娠し、二番目が生まれました。ちょうど、四歳差なので幼稚園の年少さんで自分のことはある程度自分でできる年になっていました。
この記事を読んでいるママ・パパさんの中には、上のお子さんが0才や1才、2才という年が近い方もいらっしゃると思います。
年子や2才差であれば、私よりも大変なことが多いかもしれませんが、参考になるものがあればお役立てくださいね。
上の子は今年の四月からピカピカの小学一年生になり、今は元気いっぱい毎日学校に通ってくれていますが、生まれた時は2300gととても小さく夫婦で心配しました。
生まれてからもミルクを飲めない、おっぱいも上手に吸えなかったため、2才まで成長曲線から大きく外れていました。
生まれてからは毎回、助産師さんが体重計を持ってやってくる毎日、そして二週間に一度は病院に連れていかなければならない日々、初めての育児に戸惑うことばかりでした。
今回は、そんな上の子が0~6才までの育児で感じたこと、一番何が大変だったのか、二人目が生まれて気づいたこと、感動したこと、反省点も含めて詳しくご紹介していきたいと思います。
1人目の育児で感じたこと

1人目が生まれて感じたこと、大変だったことを振り返ってみました。
また二人目が生まれてからこそ、気づけたことも合わせてご紹介していきます。
0才:2300gで生まれる
予定日の1日前に生まれたのにも関わらず、体重が2346gしかなかった長男。それでも自然分娩で出産することができ、安心していました。
しかし、1ヶ月検診で600gしか増えておらず体重は2900gほどでした。それから毎日のように、助産師さんが体重計を持ってやってきます。
二週間に一度は病院に行って体重を測る日々が数ヵ月続きました。その間、近くに住む義父母が毎日やってきます。
私は、精神的におかしくなりそうでした。
大変だなと感じたこと
- 体重、身長が思うように増えない→夫婦で心配する
- 育児のやり方が間違っているのでは?→自分を責める
- 初孫ということで義父母が毎日やってくる→精神的におかしくなる
0~1歳
なんとか無事に1才を迎えるものの、歩くのが遅いのでは?と夫婦で心配してしまう。結局、我が家の長男は1才2ケ月で歩けるようになりました。
「早い子では10ヶ月、遅い子でも1才半までには歩けるようになるから大丈夫」という助産師さんの言葉を聞き、安心したのを覚えています。
大変だなと感じたこと
- 体が小さいから歩くのが遅いのかな?→早く歩く子を見て心配してしまう
1~2歳
満2才になるまで、成長曲線から大きく外れていました。
体重も身長も共に小さく、2才検診では言葉が遅いと言われてしまいました。
言葉の発達が遅いことが原因で、3ヵ月に一度検診に来るように言われます。
大変だなと感じたこと
- 言葉の発達が遅いと言われ検診に行くことに→精神的にストレスを感じる
- 身体測定がある度に、成長曲線を確認する日々→他の子供と比べてストレスに
2~3歳
ママのお腹に赤ちゃんがいるんだよ、と伝えるととても喜んでくれました。日に日に大きくなるお腹に期待を膨らませているようでした。
感動したこと
- 「ぼくはおにちゃんになる」と楽しみにしているようで、お腹をさすってくれたこと
- ぬいぐるみを洋服の中にいれて、「ママのまねなの~」と言ってたこと。とても微笑ましかったです。
大変だったこと
- 出産直前に大変な時期がありました。その時は分らなくて、イライラしてしまいましたが「赤ちゃんが生まれる」ということに対して、少し不安だったようです。私もイライラしてしまいました。
- お腹が大きいのに、4才の息子に「抱っこして~」と言われてすごくイライラしていました。こんなに大きいのにまだ抱っこなの?と思ってしまいましたが、6才の今でもそうです。男の子はいつまでも甘えん坊なのだと思いました。
4~6歳
妹が生まれて、息子は無事にお兄ちゃんになりました。最初から、ミルクのお手伝いや着替え・お風呂・離乳食など全部手伝ってくれとても助かりました。
感動したこと
- 生まれたばかりの妹をみて、「かわいい~ぼくのいもうとなんだよ~!」とまわりに自慢していたこと。
- 「おにいちゃんになったから、じぶんでやる~」と言い出したこと。お兄ちゃんになったばかりなのに頑張る姿に感動しました。
2人目が生まれて感じたこと

ここからは、二人目が生まれてから感じたこと、一人目の育児を振り返って思うこと、過去に戻ってアドバイスできるのなら昔の私に言ってあげたいことなどをご紹介します。
二人目は、一度妊娠・出産・育児を経験していたので、ある程度何をすべきか予想ができ、心に余裕がありました。
産後~0才6か月

二人目は、2900gで生まれました。
ミルクの哺乳瓶は全く受け付けませんでしたが、おっぱいをしっかり飲んでくれました。
私も「ミルクは飲まなくても、おっぱいを飲んでくれればそれで十分~」という具合に、ミルクがダメでもおっぱいを飲めるなら大丈夫、という対策が分っていたので心にも余裕がありました。
そしてお兄ちゃんも4才になっていたので、幼稚園の制服も自分で着てくれて私がすることは殆どありませんでした。
一人目との違い
- 「ミルクがダメでも、おっぱいを飲んでくれれば大丈夫。」という心に余裕が生まれたこと、焦らずに対処することができました。
- 上の子が自分のことは自分でやってくれるようになり、手がかからなくなったこと。
- 「オムツもってこようか?」と率先してお手伝いをしてくれるようになったことで、私も気持ちに余裕が生まれました。
とにかく、二人目は「授乳」も「オムツ替え」も「予防接種」も一度、経験済みなので何をどうやったらいいか、ある程度分っていることで精神的な余裕があること、これが一番大きな違いだなと思いました。
予防接種や検診も緊張しなくなった
生後6か月を迎えるまでは、一ヵ月検診や予防接種など様々な検診で小児科に通わなければなりません。
一人目の時は、予防接種ひとつ受けるのもとてもストレスを感じていました。予防接種を受けるためには、事前に用紙に必要事項を記入し準備しなければなりません。
体重や体温、注意事項を読まないといけない、といった準備に追われ精神的にも余裕がなかったのですが、二人目からは「万が一忘れてしまっても、用紙さえ忘れなければ病院で書いても大丈夫」といったように、緊張することがなくなりました。
一ヵ月検診や、定期健診で体重や身長が思うように伸びていなくても、一人目の時ほど気にしなくなりました。
なぜなら、その子のペースがあること、どんなにゆっくりでも確実に一歩ずつ成長している、ということが分ったからです。
以前の私は、検診や予防接種のために「また何か言われるのではないか?育児の仕方が間違っているのでは…?」と恐れていましたし、自分を責めることもありました。
でも、そんなに構えなくても大丈夫だと思えるようになり、気持に余裕が生まれました。
0~1才

二番目は、10ヵ月で歩き始めました。
一人目が1歳2ヵ月で歩いたのでこの子も、ちょっと遅いのかな?と思っていましたが、全く違いました。10ヵ月で歩き始めたので、机や椅子に頭をぶつけないか逆に心配することが多かったです。
子供の成長はそれぞれ、一人ひとりペースがあること、早くても遅くても確実に成長していることを知りました。
歩くの遅いと心配になることもありますが、早く歩きすぎても怪我をしないかどうか、色々心配します。
私達は、子供たち一人ひとりの成長を見守ることが大切なのだと気づかされました。
気づいたこと
- 「子供の成長は一人ひとり違う」こと。
- 歩くのは早くても、遅くてもどちらも心配はつきもの。
1~2才:イヤイヤ期

娘のイヤイヤ期は一歳半ごろから始まりました。
お兄ちゃんの時は、着替えをするのも嫌、お風呂に入るのも嫌、お出掛け前に靴をはくのも嫌、お友達と一緒に遊んでいると玩具を独り占めする、何を言っても言うことを聞かないという状態が続きました。
でも、娘のイヤイヤ期を見ていて分ったことがあります。
2歳前後というのは、自我が芽生えはじめる年齢なので当たり前なのです。
「自分でやってみたいのにできない」
「思っていることを上手く伝えられない」
特に長男は言葉が遅かったので自分の口で意思表示をする、ということが苦手だったのです。
それに気づいてあげられず、怒ってばかりの私でした。
- どうしてお友達と仲良く遊べないの?
- 机の上に乗っちゃダメ!
- 玩具を独り占めしちゃダメ!
- 言うことを聞きなさい!
・・・なんて言っていました。
2歳の子供にそんなこと言っても分かるわけがありません。過去の自分にアドバイスできるのなら、「そんなに神経質にならなくても大丈夫だよ」と言ってあげたいです。
お友達のお母さんだって、きっとそんなに気にしていません。玩具を独り占めする年頃だから仕方ないこと、それも成長の証なのだと伝えたいです。
イヤイヤ期は成長の証。
- 1~2歳は、何でもイヤイヤと言う時期。
- 「自我」が芽生え始めた証拠。
- そんなに神経質にならなくても大丈夫。
- 高い物に登りたい時期。
なので、あまり神経質にならずに温かく見守ってあげましょう。
二番目の娘のイヤイヤ期は、上の子をみていたので何を言っても可愛く思えます。
例えば、「お風呂だよ~」と言うと「いや!おふろ~いや~」とだだをこねますが、「それならアンパンマンと一緒に入る?」というように心に余裕があるので、様子を見ながら、別の提案をしてあげられる余裕も出てきます。
これが一人目だった時は、「なんで?おふろ嫌なの!汗かいてるじゃん!」とイライラしてしまうのですが、二人目はイヤイヤ期でさえも可愛く思えてしまうから不思議です。
ただ、二人育児に慣れるまでは少し大変かもしれません。
あまり気負わずに、イヤイヤ期が遂に来たか!くらいに受け止めましょう。
過去の自分にアドバイスしたいこと

もしも、過去の自分にアドバイスできるとしたら私は、お兄ちゃんのイヤイヤ期の時にものすごく怒ってしまったことを謝りたいです。
そして、「そんなに気負わなくても大丈夫、成長している証だからイライラしないで」と言ってあげたいです。
特に2~3歳は自分でやりたいのに、上手く言葉に表現できない、その気持ちを身体で表現しているだけなので優しく見守ってあげることも必要かなと思います。
そして一人目で、何をどうしてあげたらいいか右も左も分からない中、育児を頑張っていた私に「ママ・パパはえらい!」と言ってあげたいです。
親も子供と一緒に成長する

ママになって7年目の私が感じることは、子供だけでなく親も一緒に成長している、ということです。
子供の成長に伴って、親もようやく子育てについて分ってくることが沢山あります。
育児書に書いてある内容を勉強することももちろん大切ですが、時には本に書いていないことだって沢山経験するはずです。
私もこれから、息子や娘の反抗期にぶつかります。今は反抗期が怖いなとか、色々心配は尽きませんが、子供と一緒に親も成長していくのだと思ったら気持ちがすごく軽くなったのを覚えています。
是非、あまり気負わずにお子さんと一緒に成長していけたらいいですね。
まとめ
一人目の時は、何もかもが初めてで右も左も分からない中で子育てをしなければなりません。でも二人になると、一度経験していることなので心に余裕が生まれます。あの時、こうだったから次はこうすれば大丈夫、そんなに気を遣わなくても何とかなる、と思えるようになります。
また、上の子が下の子をみて可愛がってくれる姿は本当に感動です。
二人になったからこそ、お兄ちゃんの成長に改めて感動することもありますし、下の子の成長を嬉しく思える瞬間がきっとあると思います。
まずは、右も左も分からない育児を毎日頑張っているママさん、パパさん、自分を褒めてあげてください。そして親も子供と一緒に成長しているということを忘れずに、一緒に成長していきましょう。
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